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執筆者の写真和重 早川

横須賀市の終活支援事業のご紹介

昨日、神戸市が6月から新たな終活支援事業(エンディングプラン・サポート事業)を開始するとのニュースがありました。


身寄りのない高齢者が増加する中で、行政の役割がますます重要になっています。

全国の自治体の中でも2015年から先駆けて取り組んでいる横須賀市の事例を簡単に紹介します。


横須賀市のHPには「地域福祉」というページがあります。その中に「相談」ほっとかん(福祉の総合相談窓口)というページがあり、市民の方々が福祉で困っていることや不安なことの問い合わせ先が一覧となっていて、とても分かりやすくなっています。


問い合わせ先は、以下の4つに分かれています。

・よこすか成年後見センター

・障害者基幹相談支援センター

・終活支援センター

・認知症に関する相談


終活支援センターでは、終活に関する相談業務を「ほっとかん」という場所にて平日の毎日実施しています。実施内容としては、「わたしの終活登録」と「エンディングプラン・サポート事業」の2つがあります。


「わたしの終活登録」は、終活情報を市役所に登録してもらって、いざという時は市役所が本人に代わって病院・消防・福祉事務所・警察・本人が指定した方からの問い合わせに答える制度です。終活登録を希望する市民の方なら、誰でも無料で登録できます。


「エンディングプラン・サポート事業」は、ひとり暮らしで頼れる身寄りがなく、生活にゆとりがない高齢等の市民の葬儀・納骨などに関する心配事を、早めに解決し生き生きした人生を送っていただく事業です。横須賀市とこの事業に協力する葬儀社等が連携し、心配事の解決を支援します。


昨日のニュースでは、横須賀市はエンディングプラン・サポート事業は約160人が登録していて、これまでに約80人について実施しているとのことです。


横須賀市の取り組みは非常に素晴らしく、このような取り組みが全国の自治体に広がるといいですね。











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